李そじん×山本卓卓ソロ
『東京8時58分』
作・演出・出演 山本卓卓(範宙遊泳)
企画・制作・出演 李そじん
2025/10/24(金)-26(日)
@新宿区荒木町某所(ご予約のお客様に場所の詳細をお知らせ致します)
【あらすじ】
趣味でタイムトラベルをしている男。
昔サドンデス方式の恋愛リアリティショウで最終二組目にまで残った女。
ルッキズムが無効と化した価値観の世界で、次のタイムトラベルの時間までバーで酒を飲みながら時間を潰す。
相性の良い二人の、これっきりの一日。
詩と会話で構成する恋愛の芽を摘まれた喜劇。
【タイムテーブル】
2025/10/24(金)〜10/26(日) 全6ステージ
10/24(金) 18:30
10/25(土) 14:00 16:30
10/26(日) 14:00 16:30 19:00(追加公演)
*受付・開場は上演の30分前
【上演時間】
約40分を予定
【アフターサロン】
各回終演後、交流の場を設けます。ドリンクメニュー、フードメニューもご用意します。話す、食べる、飲む。観劇後の余韻をそれぞれのペースで楽しんでいかれてください。
【料金】
¥3500(1ドリンクつき)
全席自由席/当日精算/現金のみ取り扱い
【チケット取扱】
2025/9/25(木)19:00発売開始
R7 TICKET SERVICEにて
https://r7ticket.jp/tokyotwotonine
*全席自由席
*当日精算、現金のみ取り扱い
【協力】
範宙遊泳
【お問い合わせ】
tokyo858slsy@gmail.com
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演劇をみて初めて、大砲を撃ち込まれるかのように心が揺さぶられた時のことを今でも覚えている。
何かや誰かに心を動かされる瞬間こそが生きていることの醍醐味だと思う。
はじまる前のときめき。
おわった後のさびしさ。
感じて考えて時に飽きてまた感じて、それまでとは違った景色を見て、そして明日を迎えていく。
そんな観劇の時間と空間を、味わい尽くせる作品をお届けしたいと思います。
楽しみに予定して頂けたら嬉しいです。
李そじん
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芸術家たちはなぜそんなに苦しそうに生きているのか。
たまたま異国の酒場で隣り合わせた人から、そう問われたことがあります。
なるほど、そのように見えているのか。
芸術家という肩書きよりも、演劇人という言葉に逃げ込んでいた私は思いました。
確かに、作品創作は人間の心の深淵に触れる営みです。
その過程には、苦しい瞬間もあるかもしれません。
けれども、基本的に作り手たちは人生を楽しむためにつくっている。
それは、つくっていないといられない、そんな業のようなものです。
人生と作品が繋がってしまっている。だからこそ、人生は楽しい。
そのことを、私は演劇と向き合う態度とプロセスで証明していきたい。
困難も喜びも、すべてを濾過して、美しい瞬間をつくりたい。
その瞬間を、観客とともに飲み干したいのです。
山本卓卓